先生、あなたに逢えて幸せでした
『ねぇ?先生?お願いがあるんだけど…』
『なに。俺で出来る事なら何でも聞くよ?』
『さっきさ、学校で缶コーヒーを私の分まで買ってくれたじゃん!?あれまだ飲んでないよね?私にくれない?』
必死にお願いする姿を見て先生が不思議がる。
『別にいいけど、由佳コーヒー飲めないんだろ?どうするの?』
先生、そこは突っ込まないでよ…
いろいろあるんだよ!乙女には…
『どーしても欲しいの!駄目?』
先生は私の髪をクシャクシャにしながら笑って缶コーヒーを渡してくれた!
ありがとう。先生。私の宝物だよ…
先生と二人で時間を過ごしたっていう証の物…
.