先生、あなたに逢えて幸せでした


何分見つめ合ってたか分からない…




お互いしゃべらない…



先生は両手を離す気配もないし、私も先生の手をどけなかった…



先生が少し腰を浮かせて私の顔に近づいてきた…




私は無意識に目を閉じて先生のキスを待っていた。




先生の唇と私の唇があと少しで重ね合う時、私の携帯が鳴った…




二人ともビックリして肩を揺らした。



先生は私の頬から手を離し、私は鞄の中に入れておいた携帯を見る…






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