Light at daybreak
~夜明けの光~
「……あの人って…誰ですか……?」
「その人は、セナにとってもこれから話すことにも重要な人なんだ。」
私にとっても?
セナの表情が少し険しくなる
「その人はセナの御婆様だよ。」
「…私の御婆様……
そんな……そんなこと有り得ない!!
だって………だって私は捨てられてたんだから!!」
セナは信じられないとばかりに
頭を抱えて頭を左右にふりだした
「違う。
セナ、君は捨てられたんじゃない。」
セナはその言葉にピタッと動きを止めた
「セナの御婆様が
セナを守るために地球に送ったんだ」