Jully〜あなたと夢を〜
持ってきたアイスコーヒーを飲みながら、平然を装い聞いてみる。
「きょ…今日はどおしたの?」
「…あの〜相談があって…」
雪ちゃんは消え入るような声で言った。
「…私、……が好き…んです…。」
「え?何?」
よく聞き取れず、もう一回聞き返す…。
「私、店長が好きなんですぅ…」
ブゥーーーッ!!
雪ちゃんには悪いが、びっくりして飲んでたアイスコーヒーを吹き出す。
今度は違う意味で周りの視線が気になる…。
「…え?いつから?…」
おしぼりで吹き出したアイスコーヒーを拭きながら、雪ちゃんに聞く。
「わかりません…。でも気付いたら店長の事好きになってて…」
昨日はそんな素振りも見せずにあんなに食べてたのに…。