Jully〜あなたと夢を〜

女の人ってやっぱよく分からない…。
雪ちゃんだけかも知れないが…。
昨日とまったく違って、頬を赤らめいつもより可愛く見える。


…恋ってすげーわ。


少しだけ残ったアイスコーヒーを飲み干し、雪ちゃんを見てたら何だか幸せな気分になった。


「雪ちゃん応援するよ!」


「本当!?」


うつむいてた顔を上げ、キラキラした目で俺を見る。
今の雪ちゃんは輝いてるけど、こんな雪ちゃんにさせた店長も凄いな〜と思う。


それからは雪ちゃんと店長の話で盛り上がる。
さりげなく店長のイイ所言ってみたり、その都度雪ちゃんは目を輝かせ俺の話にウンウンと頷く。


店長の話で2時間経った。
もうすぐ終電だからと2人で店を出ることにした。



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