Jully〜あなたと夢を〜

もう人を好きになる事なんて、無いと思ってた。
一緒に居たい…ずっと寄り添って居たい…そう思える人はあなただけだと思ってた…。


あなたの居ない淋しさで、誰かに寄りかかるのは嫌だった。


1人でも大丈夫、健児が見てくれている…。ずっと自分に言い聞かせ、前を見て歩いてきた。


でも……誰かを好きになるのが怖かった…。


そんなこと無いと思っても……怖かった。





健児を裏切るのが怖かった…。









研二さんは…



そんなわたしを…



好きになってくれた。



過去を知っても、わたしと健児を大事にしてくれた。






歌、届いた?健児?




わたしね、研二さんが好き……。






ごめんね…。




ごめんね……。











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