Jully〜あなたと夢を〜
あっ…もう1人俺の背中を押してくれた人が居た。
それはいつも俺が歌ってる場所で歌ってた人。
名前も分からないけど、偶然あの駅で聞いた曲が、俺の夢を動かした…。
大学を辞めてあの駅に行くようになってからは、そこに彼の姿はなかった…。
もうプロになったのか…
夢を諦めたかのは分からない…。
夢へと動かしてくれたお礼と彼の歌がまた聞きたかったから、何度か通ったが結局会えなかった…。
だから、いつか俺の歌も聞いてくれるんじゃないかと思い、半年前からあのコンビニで働きながら、あの場所で歌い出した。