Jully〜あなたと夢を〜

「…いやまだだけど…。」


「じゃあオリジナル曲で告白すればいいじゃないですか?多分グッと来ると思いますよ〜」


それ名案。
そうだ朱美さん宛てのラブソングを作って聞いてもらい、その後告白。
なんかいける気がしてきた。…俺って単純だな。



「何ニヤニヤしてるんですか?気持ちワル…」


そう言って、軽蔑の眼差しで俺を見てる雪ちゃん。


「気持ちワルくて悪かったな!…でも雪ちゃんに相談して良かったよ。ありがと。」


本当に良かった。もっと早く相談すれば良かった。


「じゃあ善は急げって事で、今月中に曲作って告白って事で!」


「えっ?何それ…」


驚いてコーヒーを少し溢した…。


「だから、善は急げですよ。朱美さん綺麗だから、ボヤボヤしてると誰かに取られちゃいますよ〜」



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