Jully〜あなたと夢を〜
今日のコンビニはお客さんもまばらで暇だった。
店長も深夜から働いていたから、私達が来てからずっとバックで寝てる。
おかげでメールでの宣言通り、30分交代で私と雪ちゃんは休憩を繰り返していた。
「はい〜次朱美さんの番。」
30分経ち、休憩から戻ってきた雪ちゃんが私に言った。
もう何回目の休憩だろう…。
「こんなに休んでいいのかな〜」
「いいのいいの。店長も寝てるし、お客さんも来ないし。」
店長に悪い気がしてと言う私を雪ちゃんは諭す。
早く行った行ったと私の背中を押してバックに追いやる。
…それじゃお言葉に甘えて…
横で大きなイビキをたてて寝てる店長を起こさないようそっと座り、カバンからMDプレイヤーを取り出し健児の曲を聞く。