Jully〜あなたと夢を〜
机の上には雪ちゃんが売り場から持ってきたであろう、女性誌が無造作に置いてあった。
健児の曲を聞きながら女性誌をペラペラめくる。
「朱美さ〜ん、次雪の番ですよ〜」
そう言いながらバックに現れた雪ちゃん。
時計を見るといつの間にか30分経っていた。
ごめんと慌てて店内に戻り品出しやフェイスアップを行う。
何分たった後だろう…。
バックから賑やかな声が聞こえてきた。
もしかして休憩がバレて、雪ちゃんが怒られてるのかなと思い、そっ〜とバックに入る。