【特別短編】X'mas、アナタとbath roomで
いつもは、6歳になったばかりの娘も入るけど、
今日はアナタの帰りが遅くなるっていうから、
先に入って寝ちゃった。
私は久々の2人の時間が嬉しい。
「ねぇ、さっきからニコニコしちゃって何か良いことあった?」
いつの間にか髪を洗い終わったアナタが、
ザブン
と音をたてて、湯舟に入る。
「うふふ。秘密♪」
そう言って私はわざとアナタに背をむける。
「秘密はナシって一緒になるときに約束したろ~!!」
そう言ってアナタが後ろからギュッと抱きしめてくれた。