削除ゲーム。
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「削除ゲーム?そんなのあるんだ・・・」
「え?由貴、削除ゲーム知らなかったの?」
「知るわけなーい。あたしそういうの興味ないからさあ」
「えー!?興味なくても知っとくべきだって」
親友の翠が、''削除ゲーム,,という気持ち悪い遊びの内容を
教えてくれた。
でもあたしは興味が無いから、話を左に受け流した。
「んで、遊び方は?」
「えーっとねえ、まず
大きいテディベアとー・・・
はさみとナイフを用意するの」
「うん」
「んで、まずはテディベアの人形の首を切るの。包丁で」
「・・・うん」
「そんで、首きったら、中に綿があるでしょ?
あれを全部ぬいて、代わりに
自分の髪の毛一本をいれるの」
ひとりかくれんぼみたいだな、
とか思いながら
翠の説明を聞く。