Squall

ファミレスでのお茶が終わる。

『また、明日から仕事だね〜』

久しぶりに一息ついた感じがした。

『好きだよ、カズミさん、10年でも20年でも待つから。』

ファミレスでナツオは恥ずかしそうにつぶやく。

『えっ?何よ、急に。もういいでしょ?』

思わず慌てる私。

『言ったじゃん、毎日でも好きって言うって。』

イタズラっ子な少年のような顔でナツオは笑う。
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