カレ×カノ




夜になって文化祭の打ち上げが始まっている


秀がコンテストで優勝したおかげで、屋上は貸切。夜景が綺麗


あのあと美珠は秀に鷹塔くんの事を説明してもらって、やっと理解できた。それにしても可愛いかったなぁ~


「美珠~夜景きれいだねぇ~」


「・・・うん。そうだね~」


「もしかして鷹塔のこと考えてた?」


「別に~」


そう答えて秀を見ると、お得意のほっぺをぷくっと膨らませてすねた顔をしていた


「せっかくコンテストで優勝したのに、おめでとうも言ってくれないし、今は違うヤツの事考えてるし・・・あいつの告白の返事どうするの??」

「んん~どうしょっかなぁ~」


美珠が秀を見るとマヂな顔になってる。そろそろヤバいかなぁ―
やりすぎた




< 15 / 17 >

この作品をシェア

pagetop