カレ×カノ

好きだからこそ・・・




~秋のある日~


「もぅ少しで文化祭だね~美珠一緒にまわろうね」


一緒にお昼を食べていると秀が不意に言って笑う。秀の可愛い笑顔にちょっとイラッとして、美珠は秀のほっぺをつまむ


「アタシは雛といるも~ん」


「ぅう(泣)痛いしヒドいよぉ~美珠とまわるの楽しみにしてたのにぃ~」

ほっぺをぷくっと膨らませる秀
かっかわいい・・・
可愛いすぎて思わず美珠は手を離す


「うそうそ!雛は彼氏さんといるんだってさぁ~しょうがないから秀といるてあげる」


「やった~!俺ねクレープ屋に行きたいの!!行こう?」


「別にいいけど、アタシお化け屋敷にいってみたいなぁ。噂によるとかなりいい感じにできてるんだって」


そういって美珠は秀を見ると顔が少し歪んでる
そぅ、秀はお化けとか幽霊とか大の苦手
それを知ってて、美珠はわざと秀に言った
だって秀が困った顔をするのが楽しいんだもん!

「べっ別に余裕だしっ!よしっ絶対に行ってやるからな!!」


「ブッ」美珠は思わず吹き出す

強がっちゃって
かわいい




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