ワタシのとある体験話
「…っと」
「?どうした?」
「いや、実はウ"ァルのお母様にご会いしたことがあらずでしてぇ…」
「ぷ。なにビミョーに緊張してんの。しかもさりげなく挙動不審だし」
リリィはすーはーすーはー深呼吸している。そこまで緊張しなくてもいいのに…。
挙動不審のリリィは正直…可愛いかった。
「わーらーうーなーっ」
もうっって言ってリリィは唇を尖らして少し拗ねる。
「あはは、ごめんごめん」
「こんどプリンパフェおごって。首都駅前の店のヤツ」
「りょーかい」


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