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NO.1

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雪が散っている12月の初め。


気温はもう氷点下入りを果たしていた、そんな寒い中。


「あー、寒ッ!!冬とかまぢ嫌なんですけどぉ!」


私は文句を言いながら携帯をかまっていた。


「だょねぇー!それに雪降ったらもっと寒くなるしねぇ。積もるとかありえない!!!」


「でもさぁ〜、雪降ったらそれゎそれで良くない?寒いけど綺麗だって♪」


「え〜!あんた頭おかしいんとちゃう??朝なんか変なものでも食べた?」


「え〜っと・・・ラーメンに唐揚げにご飯にプリンに・・・」


「あ、そのせいだ。」


「そ、そんな酷いこと言わないでよぉ!」



なんて他愛もない会話をしながら学校まで歩いていた。


「あ、学校見えてきましたよぉ。」


「まぢだぁ〜!だぁるッ!!・・・ねぇねぇ、侑。今日サボろうよぉ??」


「だめだよ!梨佳子はサボり過ぎ!!そんなんじゃ留年しちゃうよー」


「・・・大丈夫だし!多分♪ってかぁ、あたし頭いいから(笑」


「はは。なにそれ!梨佳子こそ頭おかしいんとちゃうかぁ〜?」


「いや。朝からラーメンとか食べる人のほうがおかしいと思いまーす。一緒にしないでくださぁい♪」


「・・・もぅ!!!!」


「ははははー♪」

楽しく話していると校門の前に先生が仁王立ちで立っていた。


「おい!!お前等笑ってる場合じゃないぞぉ!遅刻したら反省文書かせるぞ!!」


そういうと先生はこちらへ歩み寄ってきた。


この先生は、生活態度に関してはかなり厳しいが、顔はカッコいい♪・・・あんまり関係ないか。


でも、今はそんなのどうでもいい!!今はこの先生から逃げないと!


「あ。先せぇ〜おはょぉ♪」


梨佳子がハイテンションで話しかけに行った。


私はぶっちゃけこの先生が苦手。だから梨佳子が話しかけにいったから、私はその間に教室に上がらせてもらいましょうかね♪


「梨佳子私,先上がるね・・・」


そう言ってあがろうとした時、


キーンコーンカーンコーン・・・


やば!鐘鳴っちゃったよ!!
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