CALL me
「じゃぁね!!ばいば・・・」


ガシっ。


・・・どういうことですか・・・?


「・・・おい、南川侑!!お前逃げる気か??」


先せぇーーーー!離してください!!私先生苦手なんですけど・・・


「いや、あの、早く行かないと・・・」


「遅刻するのか?もう遅刻してるのにか?」


先生は笑いながら聞いてくる。


そうでした。私たちもう完全に遅刻です。


「・・・すみません・・・」


私がそういった後、梨佳子が


「じゃぁもう遅刻しちゃったから学校休むねぇ~♪先せぇ~、バイチャ☆」


というと、全速力で帰っていった。


「あ、待ってよ梨佳子!!私を一人にしないでぇ~・・・」


うぅ・・・。先生と二人は嫌だよぉ。


この先生苦手だってさっきからいってんでしょ!


「あ~・・・。澤田の奴足速いなぁ~。いっちまったから・・・」


・・・?


「よし、せめて南川だけでも反省文書かせるかな!」


えー!なんで私だけ?!


「あの、明日梨佳子と一緒に書きたいんですけど・・・」


「あ?なんか言ったか?」


はい。すいませんでした。


「いえ・・・何も」


「よし!じゃぁ、今日の一時間目使って反省文最低5枚は書いてもらうぞ!!」


は?!ご、五枚とかないんですけど・・・


「はい・・・」










はぁ。今日ついてない。


いつもは遅刻したときだいたいの先生は見逃してくれるのに・・・。


この先生ときたら!!


なんでそこまでするんですかって感じ。


・・・もう本当いや!!!




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