空色の恋



「うん…ありがとう。



私のコト
  守ってくれますか?」


勇気を出して言ってみた。
手が
足が
震えてた。

一度離れた温もりが、また、

帰ってきた。

「彩美を守るって、傷つけない、癒やすって決めたから、この空に

誓う。」

涙が溢れた。
私も、空に誓うよって言いたいのに、涙が止まらない。


そして、私は、

キスをした。

あったかった。

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