同居生活は波乱の予感
私がいった。ウザすぎる。私はあいつから受けた辛い、一生忘れることのない傷を……
許す気はない。
「まぁいい。だけどお前、その彼氏のこと好きじゃないんだろ??
……俺のダチから聞いた。」
!!!!
「………そうかもしんねぇ。友衣は俺のこと好きじゃねぇかもな。」
……克哉は悲しそうな顔をした。私は克哉のことなんか好きじゃなく、むしろ嫌いだった。
スカートめくってくるし、変態だし。
でも、よく考えたら克哉はいいやつだ。……変態だけど。
意地悪な中に優しさがある。