同居生活は波乱の予感
「暫くしてこの学校に来た。それがきのう。
教室に入った瞬間…驚いたよ。一人だけ俺様にキャーキャー言わない女がいたからさ…超目立ったぜ。
そしたら見覚えのある顔だった。……そう、友衣だよ。
で…男子と話してたらお前に彼氏がいるって。しかも友衣は好きじゃないって聞いてさ…
俺、もうムカついてさ…そいつから友衣を奪い取ろうと考えたんだよ。」
………なるほど…
それであんなこと…
つまり…尚和クンは私に未練垂れ流しだったわけだ。
「でも…友衣があいつを好きなら諦めるさ…。
あのときはごめん…。」