【blue】
あたしは、ロッカーに荷物を預けてカウンターに向かった。


「あー来た。那智」

繭子はあたしに抱きく。


あたしは、ニコッと笑う。


「おーっ。久しぶりだな!何飲む?ジントニック?」


サトシが聞く。


「うん、ジントニックで」


「了解」


あたしは、涼太の姿を探した。


何処に居るんだろ…


「はいっ。ジントニック」


サトシがあたしに手渡す。


「涼太…あっち居るよ」


サトシは、テーブル席を指した。


……

< 214 / 240 >

この作品をシェア

pagetop