【blue】
「涼太」


あたしは涼太の所へ向かった。


涼太は顔をあげた。


「おーお前」


あたしは何だか涼太が以前と同じで安心した。


涼太の隣に座った。


「久しぶりだな」


涼太は煙草の灰を灰皿に落としながら言った。


あたしは涼太の顔がまともに見れない。
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