シルクロードはキケンな香り?
人気のアイス屋さんの前で急に竜哉が立ち止まった。




「どーしたの?」


竜哉は恥ずかしそうに
「おれ…アイス好きなんだよな…ちょっと食べない?」



ぶっ



思わず吹き出してしまった。


「何笑ってんだょ!」


「だって…ブランコにしてもアイスにしても…みんなに怖がられてる相沢竜哉とは正反対なんだもん!」


「いぃだろ!別に!」


ちょっと膨れた顔を見せた竜哉がまたかわいかった。
< 12 / 38 >

この作品をシェア

pagetop