好きにならなきゃよかった



とりあえず、
売店みたいなところに
来てみる。


周りには
外国人ばっか…

売店には
くるくる回る
ツイストされた様々な色がつけられた
飾り物が風に合わせて
くるくると回っている


かなりの本数…



きれい



って…
なんかすごい
のど乾いたよ~


売店のサングラスかけた
色黒のおじさんが
あたしに?声を
かけてきた…


「♪≒+*$%&⊂(・ω・)⊃?」


「…っ!ソーリーソーリーアイムソーリー!アイムフロムじゃぱーん!のーイングリッシュ!」


あせりまくって
意味わかんない英語
しゃべっちゃった…



ぽか~んとしている
その人


「…日本人…ですか!」


ぬぉっ!
しゃべったあ!(∀)



「あ…あたし、
11で…あんまりって
いうか…全然英語
話せないんですけどっ;」

「a~大丈夫ですよ!
わたしvery親切
何か買いたいのォ?」


「水が飲みたい…です!」


水を購入できたあたしは
おじさんに
お礼を言って立ち去ることにした…が



「菅野…みちる」



「…はい?」

後ろを振り返る




ばんっ
売店の中から
さっきの人が出てきた


「あらら~!
やっぱり菅野みちるちゃん!こっちきなさい!」


ぇ…


なんであたしの名前知ってるわけ!?
あり得ないっ…



とにかく逃げなきゃ…

あたしは
ダッシュで走り出す


「まってぇ!!!!
ゼンゼェンaたしたちわるいヒトぢゃないよォ!
まってェ…」



いやいや
かなり怪しいから!

こっ…怖いよぉっ;;



追いかけてくるっ!!!!




なんか
女の人が現れて
売店の人と言い争いだした


いいチャンス…!
逃げなきゃ!



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