好きにならなきゃよかった



「俺は
西本 篤志。
同じく福島出身。
…よろしくな」

無表情のまま
自己紹介されても
いい気はしない。





<無愛想>
これが最初のあなたの
印象だった。



他の子達の
自己紹介も終わり、
しばらくすると
施設らしきところについた。

もう、
太陽も沈みかけていた。
海の近くの
白くて大きな施設。
センスがかなりいい。
セレブでも住んでいるかのような佇まいだ。
ヤシの木がやはり
たくさんはえている

南国の国と言うイメージ

施設とは
かんぢさせられないほど
きれいで豪華だ


大きな黒い門を
通り抜けると
広い敷地を通り過ぎる


コテージのようなものが
たくさん建てられていた

緑の芝生が
とてもきれい

見たこともない鳥が
たくさんいた

日本では普通の雀と
同じような鳥なのかな?


…にしては
色とりどりだなあ…


白い本施設に
到着した。

本施設の前には
川が流れていて
大きな橋が
架けられていた

まるで
お城のようだ


夕日に照らされ
とてもロマンチックだった






あたしは
これからここで
生活してくのか…



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