好きにならなきゃよかった


配られた紙に
書いてある番号の

大きな丸いテーブルに
6人ずつ座る



あたしは17番で
18番が葵で
隣の席

たぶん
このテーブルの人と
班が一緒になるんだと
思った


よかったあ~★
葵と仲良くしていきたいなあ~



葵は
こちらを見て
にっこりと笑った


「え~…みなさん
よくここ、ハワイまで来ましたね!
わたしは、ここの会長…横井 桜と言います。」


『日本人なんだねっ』
こそこそっと
葵が話しかけてきた

『だね!びっくり…てか
美女だね美女…笑』

『うふふ』


「みなさんの今、座っているテーブルの人達は…
これから共に
協力し合っていく
グループのメンバーです。仲良くしてくださいね♪

それでは、
これから…くじで
各自の部屋を
決めてもらうことにします。
こちら側が決めるとなると、不公平が出たりしてしまうので、各自で決めた方が納得がいくかと…。
あと…男女、関係なくなっていますので
ご理解をお願いします」


ま…まぢかあ…
ぢゃあ、隣の部屋とか
なったりするんだあ…



『みちるちゃん!
講習会の時に聞いたんだけど…共同に
同じロッジを使う場合もあるんだって!なんか!楽しそう♪』


や…やだなあ…;;


『…そうだね!♪』



< 40 / 40 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

せつない体温
杏李/著

総文字数/5,507

恋愛(その他)18ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop