思い出のなかに




ここは、幼稚園は1つだけど、小学校は2つあった。



私は第1小―・・・


秋斗は第2小に―・・・。



それぞれ、近い小学校に行った。





最初は寂しかった―・・・


でも、すぐに新しい友達ができて―・・・



秋斗のことを―・・・忘れてしまった―・・・・。





「・・・っ・・・ごめ・・・ごめん・・・っ!!」




秋斗は―・・・ずっと、覚えててくれたんだ―・・・。






「・・・・・っ!!」




《紗絵!?こんな時間にどこ行くの!?》




「病院!!」



《ぇえ!?》






秋斗・・・


ごめん・・・



ごめんよ・・・・・。



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