思い出のなかに
ごめんよ
私は、いつも以上に自転車を必死でこいだ。
「・・・・秋斗・・・ごめん・・・・あの言葉の意味―・・・分かったよ・・・。」
―・・・・忘れたの・・・?・・・―
・・・・でも、一つ、分からないことがある。
・・・秋斗の「したいこと」って・・・何・・・?
・・・・まぁ、そんなことはもう良い。
「・・・死なないで・・・!・・・・秋斗・・・・」
私も
まだ
言ってないこと、あるんだよ。