コンビニ王子
王子の部屋は、ちょうど真上の304号室。私の家は204…。なんていう偶然なんだろう。そう思いながら、階段を上る。
304号室…。表札は…なかった。間違えたらどうしよう…でも確かに304て言ってたし。
チャイムを押すのをためらっていると、王子がゴミ袋を持って部屋から出てきた。
お互いにびっくりして固まった。
「どうしたの?なんかあった?」
王子が心配そうに聞いた。
「あ、そうじゃなくて。夕食のカレーがあまったのでよかったら食べて下さい。」
「ありがとう。夕食まだだったんだ。ご飯まで持ってきてくれたんだ。超感激ー。」
袋を受け取ると嬉しそうに言った。
「それじゃ、また。」
私は足早に階段を降りると、部屋へ戻った。
304号室…。表札は…なかった。間違えたらどうしよう…でも確かに304て言ってたし。
チャイムを押すのをためらっていると、王子がゴミ袋を持って部屋から出てきた。
お互いにびっくりして固まった。
「どうしたの?なんかあった?」
王子が心配そうに聞いた。
「あ、そうじゃなくて。夕食のカレーがあまったのでよかったら食べて下さい。」
「ありがとう。夕食まだだったんだ。ご飯まで持ってきてくれたんだ。超感激ー。」
袋を受け取ると嬉しそうに言った。
「それじゃ、また。」
私は足早に階段を降りると、部屋へ戻った。