コンビニ王子
「ママ、僕のパパはどこにいるの?」
「ど、どうしたの?急にそんな事言って…。」
息子に言われ、言葉に詰まった。
王子は、気まずそうな顔で私を見た。しばし沈黙…。
「あ、もうバイトの時間だし…じゃまた。」
そう言うと、王子はコンビニの中へ姿を消した。
私は息子の顔を見ながら言った。
「保育園で何か言われたの?」
「先生が、お父さん参観あるから、お絵描きしましょうって。ほら」
そう言うと息子は、通園かばんからクシャクシャになった画用紙をだした。
それを見ると私は、胸が痛くて涙が溢れてきた。
「僕はジイジイ描いたの。でもみんなが、お父さんじゃないとだめだって言うんだ。」
「ど、どうしたの?急にそんな事言って…。」
息子に言われ、言葉に詰まった。
王子は、気まずそうな顔で私を見た。しばし沈黙…。
「あ、もうバイトの時間だし…じゃまた。」
そう言うと、王子はコンビニの中へ姿を消した。
私は息子の顔を見ながら言った。
「保育園で何か言われたの?」
「先生が、お父さん参観あるから、お絵描きしましょうって。ほら」
そう言うと息子は、通園かばんからクシャクシャになった画用紙をだした。
それを見ると私は、胸が痛くて涙が溢れてきた。
「僕はジイジイ描いたの。でもみんなが、お父さんじゃないとだめだって言うんだ。」