コンビニ王子
息子に言われた言葉が、心に沁みた。正直に子供に本当の事を言おうか迷っている。離婚のきっかけなんて些細な事だったりするけど、ちゃんとした理由はやっぱりある…。
「あのね、パパとママは…あのね、」
言葉に詰まる。なんて言えば納得してくれるだろうか…。嘘はつきたくなかった。その時、息子が言った。
「ママ、良いよ。言いたくないなら言わなくてもね。よしよし。」
そう言って、私の頭を撫でてくれた。
「ありがとう。」
私は息子を抱き締めた。熱いものが込み上げてくる。ん?これって私がこの間息子に言った言葉だし…。
そう思いながら息子と顔を見合わせた。2人とも吹き出してそれから爆笑。
それから息子を自転車に乗せ家に帰った。ジイジイは起きて夕食を作ってくれていた。
正直、父親に反抗した時期もあったが今は感謝してる。この世界中どこを探しても、親ほど無償の愛情を注いでくれる人はいない。自分も子供を生んでやっとそれがわかった。思えば随分ひどい事を言ったりしたりしたもの。それを気付かせてくれた息子にも感謝。
「あのね、パパとママは…あのね、」
言葉に詰まる。なんて言えば納得してくれるだろうか…。嘘はつきたくなかった。その時、息子が言った。
「ママ、良いよ。言いたくないなら言わなくてもね。よしよし。」
そう言って、私の頭を撫でてくれた。
「ありがとう。」
私は息子を抱き締めた。熱いものが込み上げてくる。ん?これって私がこの間息子に言った言葉だし…。
そう思いながら息子と顔を見合わせた。2人とも吹き出してそれから爆笑。
それから息子を自転車に乗せ家に帰った。ジイジイは起きて夕食を作ってくれていた。
正直、父親に反抗した時期もあったが今は感謝してる。この世界中どこを探しても、親ほど無償の愛情を注いでくれる人はいない。自分も子供を生んでやっとそれがわかった。思えば随分ひどい事を言ったりしたりしたもの。それを気付かせてくれた息子にも感謝。