コンビニ王子
今日はコンビニ寄らずに帰ろ。自転車に息子を乗せアパートへ帰る。
あれ?あいつの自転車があるし…なんで?
王子の自転車の隣りに自分のを停めた。
「あ、ジイジイ!」
息子が指差す。
「おう、今帰りか。良い子にしてたか?」
大きな手で息子の頭を優しく撫でる。
「父さんも、今帰り?」
父さんは照れくさい顔をした。
「いや、早目に終わったんでこれからちょっと一杯、同僚に誘われてな。早目に帰るよ。おかず温めて食べなさい。」
そう言うとまた、息子の頭を撫でた。
父さんの後ろ姿は、嬉しそうだった。きっとデートね、はっきり言えばいいのに。そう思いながら、私はちょっと寂しかった。
あれ?あいつの自転車があるし…なんで?
王子の自転車の隣りに自分のを停めた。
「あ、ジイジイ!」
息子が指差す。
「おう、今帰りか。良い子にしてたか?」
大きな手で息子の頭を優しく撫でる。
「父さんも、今帰り?」
父さんは照れくさい顔をした。
「いや、早目に終わったんでこれからちょっと一杯、同僚に誘われてな。早目に帰るよ。おかず温めて食べなさい。」
そう言うとまた、息子の頭を撫でた。
父さんの後ろ姿は、嬉しそうだった。きっとデートね、はっきり言えばいいのに。そう思いながら、私はちょっと寂しかった。