嘘つき恋愛




部屋はブラックで統一された、すごく綺麗な部屋だった。



「ちゃんと片づけてるんだ…。」


「当たり前だし。」




ふかふかのベッドに座って、まー君を見ると、また…切なく優しい表情をしていた。




「……まー君?どうしたの?」


「なぁ…あのさ。」














キスしてもいい?











突然のそんな質問。
断る理由なんて探したって見つからなかった。



「当たり前じゃん、彼氏でしょ?」





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