ぼくと世界とキミ

……終わった。

これで全て終わったんだ。

かけがえのないモノを代償に、世界は救われた。

……本当にこれで良かったのだろうか?

……本当にこれしか道はなかったのだろうか?


いや、今更何を考えたところで意味は無い。

彼女はもう……居ないのだから。
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