契約から繋がる-Ⅱ-

オーナー…どんな気持ちだったんだろう。
自分の彼女が夜働いていて…。


だけど…オーナーの性格上
中々聞けなかったのかな…。


干渉するのが嫌いな人だから。
だから…聞けなかったんだね…。





「風俗で働く結衣ちゃんの事を知った一条は、そこから一人暮らしを始めて結衣ちゃんを無理矢理自分の傍へ置いた」

「…同棲って…事ですか?」

「まあ、そうだね。昼はがむしゃらに働いて夜は結衣ちゃんを一切外へ出させなかった」


オーナー…。
そんなに結衣さんが…。


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