契約から繋がる-Ⅱ-
「どうした?」
オーナーは私の隣りへと座ると
じっと私を見つめた。
「…今…夢じゃないよね……。オーナーと一緒に居るんだよね…?」
「クス。どうしたんだ。あたり前だろ」
「…よかった。幸せ過ぎて…夢なんじゃないかって思った…」
「頬を抓ってやろーか?」
「へっ?そこまでしなくていいよっ」
ブンブンと首を振り
全力で拒否をする私。
まさか、オーナーがこんな事言うなんて
……意外。