契約から繋がる-Ⅱ-
私はと言うと…。
内心ドキドキして来た…。
だって…痛いんだもん。
三回目であろうが…。
痛いものは痛いよ。
二週間先な筈なのに…。
心の準備が…出来てないよ〜。
しばらくして冬真が戻って来ると
私をお姫様抱っこをして
部屋を後にする。
「冬也と…春菜は…?」
「心配するな。先に車へ乗せた」
「そっか……ハァ…痛い…」
「頑張ろうな」
「…うん」
車へ乗り込むと
冬真の運転で病院へと向かった。