遠距離恋愛

部屋にはすでにたっくさんのお料理が並べられていた。

「由愛、隼人くん、遅いじゃない」

「何、してたんだ?」

こうやってニヤッて笑う隼人パパ・・・。

隼人って、パパ似なんだ・・・。

こんな時でも隼人のことが頭に浮かんじゃうよ。


「でゎ、半年ぶりの再会と、由愛の誕生日を祝して。乾杯!!!」

「「「「乾杯!!!!」」」」

みんなで乾杯をして、ご飯を食べ始める。


あたし、今日誕生日なんだよね・・・。

そう言えば・・・隼人に言われてないし・・・。


ちょっとだけ隼人を睨むと、何?といった顔であたしのことを見てた。

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