遠距離恋愛

「・・・んっ・・・ぁ・・っ・・」

「由愛。好き、だよ。」

「ぁ、たし・・も。」

部屋中に響く声。

隼人のがあたしの中にはいってくる。

「・・・んぁっ・・・ゃ・・・・ぁん・・」

「力、抜い、て?もっと声、聞かせて。」


ぁの後、隼人はあたしをお姫様抱っこしてベッドまで運んだ。

柔らかくいろんなところにキスをして、服を脱がせていった。

隼人に触れられるたびに、そこが熱くなって・・・。

あたし達は一つになった。


「由愛、疲れさせちゃってごめんね。」

ベッドの中であたしの頭を撫でながら隼人が優しく言う。

「ううん。その・・・気持ちかったよ。ちょっと痛かったけど。」

「ごめんな。でも由愛、声エロいし、すっげぇ乱れてたよ?」

「・・・っ。恥ずかしいからやめて。」

「そんな由愛も可愛いってこと。」

「・・・ぁりがと。」

「じゃ、早く寝な?」

「うん。おやすみ。」

「おやすみ。」


あたしの初めてのえっちは・・・・

すっごい優しくって、気持ちくって、あったかいものだったよ?

ありがとね、隼人。

大好きだから。

絶対に、離れてなんかいかないよ。





でも・・・こんな想いもはかなく崩れてしまうもんなんだね・・・。







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