遠距離恋愛

重なる唇。


また、これから半年。



あたしはあなたの体温を感じる事は



できなくなるんだね。



涙が出る・・・


「泣くなよ。」


隼人があたしの頭を撫でる。


そんなことしたら、余計止まらなくなるじゃん。



大きすぎる【好き】の気持ちと、

不安に迷い。


勝手に怖がってるだけなのに・・・


なぜか隼人が離れていっちゃう気がして。



あたしはもう1度、隼人にキスをして


「バイバイ」


と、手を振った。
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