You are my best
「樹!!」

向こうから歩いてきた樹に

手を振った。

「あっ香恋!!迎えに行くって言ったじゃん!」

「ぇへへっ,なんか...早く行きたくって。」

本トはお母さんにバレたくないからだけど、

この気持ちも嘘じゃない。

「じゃあ...行こっか♪」

2人並んで

お祭りの会場である、神社に向かった。

いつものように、

他愛のない会話なんかを

交わしながら。

15分ほどで着いた

その神社には、たくさんの屋台。

「ぅわあ☆お店,いっぱいだねえ!!」

テンションが上がってきた。

あたしの性格の良いとこであり、

悪いとこ。

テンションが上がりすぎてしまうのだ。笑
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