You are my best
「なんか...ごめんね??」

「え??あ、いーよ。お金なら。」

「え!?やっ、そーじゃなくて

あのね、なんかあたしのペースに

巻き込んじゃって悪かったなー...って。」

「は!?そんなこと??全然だし。」

「え、いやでも...

次は樹が好きなの、乗っていいよ!!」

「や、俺は別にいいし。香恋、選べよ。」

「でも...」

なんだか申し訳ないなってさすがの

あたしでも想った。

「...じゃあさっ、1つだけ

俺が選んでいい??」

「うん★」

「...あれ...」

そう、樹が指さした先にあるのは...

...大きな...観覧車...。

「...え??」

「...だめ...??」
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