You are my best
「てか、もう4時半ぢゃん!!

部活行かなきゃ!!

じゃあね、森川!!」

愛川は走って外にいく。

窓の外を見ると

さっきまで隣にいた愛川が

また違った顔でサッカーをしている。

「やっぱり、うまいんだあ...」

つい、見入っていた。



なんだか、愛川との話は

とても盛り上がった。

女子の王子様的存在で

なにかあたしとは違うオーラを

発しているように見えたけど、

話してみると意外と普通の男子ぢゃん☆

って。

あたしの愛川の第一印象はこんな感じだった。


そして2人の未来も、ここから始まった――――
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