君との思い出~私の愛した人たちへ~
そしたら『別れられないのか?』と引くどころか押してきた。
『わかんない…』
『俺、待つよ』
待つ事が嫌いな旦那が待つというとは思わなかった。
さらに私の頭は混乱…
その後冷静に話すことに。
旦那は私と結婚を考えているといわれた。
私も彼氏はいるものの旦那が好きだということを伝えた。

それからなんとなく旦那と住み始めた。
というか毎日話し合いだった。
3年付き合った聡と出会って数ヶ月の旦那を天秤にかけなければならない。
その時間の幅を縮めて同じ土俵に立たせるためにも一緒に住んで良かったと思う。

でも少しずつ答えは出てきた気がした。
聡にあっても体を触られるのが嫌になった。
旦那から告白されて3週間後、私は答えを出した。
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