one story
one eraser
私とあなたを結んだのは一つの消しゴムだった。
中学生の時。
「あっ。」
私は窓から消しゴムを落とした。
「ごめん!探しに行ってくる!!」
「一緒に探そうか?」
「ううん!大丈夫!」
私は友達の好意を断った。
だって、あの消しゴム
好きな人書いてあるもん。
だから自分で探す!
が、消しゴムが落ちたところは草ボーボー。
「最悪」
ガサガサ・・・
「ないしー(汗」
キーンコーンカーンコーン
「あ!・・まぁ、いいや。」
私は授業をさぼった。
「ないーー!」
私が叫んだときだった。
「おい!!」
突然後ろから声。
「はいぃ!!!」
私は驚いた。
そして、後ろにいたのは消しゴムに書いてある男の子だった。
つまり好きな人。
「消しゴム無くしたんだろ!?」
「え?なんで知ってんの??」
「いーから探すぞ!!」
「いいよ!」
「早く探すぞ!!」
「・・・。うん。」
私は男の子よりも早く見つけようと必死だった。
が・・
「あ・・あった!!」
男の子が見つけてしまった。
「あ?なんか書いてある。」
「まっまって!!見ないで…」
「・・これって・・。」
「おまじないだよね。」
「うん。」
「おれの名前だよね。」
「はい。」
「おれのこと好きなの?」
「は・・い。」
男の子の顔は真っ赤だった。
そして一言
「おれも好き」
あの時の消しゴムは恋のキューピットが窓から落としたのかもしれません★
中学生の時。
「あっ。」
私は窓から消しゴムを落とした。
「ごめん!探しに行ってくる!!」
「一緒に探そうか?」
「ううん!大丈夫!」
私は友達の好意を断った。
だって、あの消しゴム
好きな人書いてあるもん。
だから自分で探す!
が、消しゴムが落ちたところは草ボーボー。
「最悪」
ガサガサ・・・
「ないしー(汗」
キーンコーンカーンコーン
「あ!・・まぁ、いいや。」
私は授業をさぼった。
「ないーー!」
私が叫んだときだった。
「おい!!」
突然後ろから声。
「はいぃ!!!」
私は驚いた。
そして、後ろにいたのは消しゴムに書いてある男の子だった。
つまり好きな人。
「消しゴム無くしたんだろ!?」
「え?なんで知ってんの??」
「いーから探すぞ!!」
「いいよ!」
「早く探すぞ!!」
「・・・。うん。」
私は男の子よりも早く見つけようと必死だった。
が・・
「あ・・あった!!」
男の子が見つけてしまった。
「あ?なんか書いてある。」
「まっまって!!見ないで…」
「・・これって・・。」
「おまじないだよね。」
「うん。」
「おれの名前だよね。」
「はい。」
「おれのこと好きなの?」
「は・・い。」
男の子の顔は真っ赤だった。
そして一言
「おれも好き」
あの時の消しゴムは恋のキューピットが窓から落としたのかもしれません★