呪い・Ⅰ〜襖〜


身体の身動きが

とれなかった。

そして何故か

私の身体に

私より少し大きい

白い手が

絡みついていた。

その手は

私の背中から伸びていて

更に

ある事に気付いた。

身体が半分以上

襖に埋もれている。

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