永遠を抱きしめて
くっそぉ!大体なんであたしが貸さないといけないわけ!あいつが毎日全部持って帰るのが悪いんだ。持って帰んなら忘れるなっての!まったく

「ふーん。葵ちゃん」

にやにやした顔で私の方を見てくる美樹・・・しまった

「やっぱり☆北岡くんと仲いいじゃん♪ねぇねぇやっぱ付き合ってんじゃないの♪」

「その眼は腐ってるの!いつも言ってるでしょ違うって」

「えーーでもーあの北岡くんとあんなに気さくに話してるのに」

・・・・私は黙ることにした。

このやりとりは高校にはいってしばらくしてからは毎日繰り返されてることである。
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