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そんなある日。
２月XX日。
２年６組に転入生がやってきた。
細川 つばさ。
ももとは顔見知りらしく、
ももいわく、かなりうざいらしい。
｢もうね、やっばいよ？うざいの上の上！｣
そんだけ言われたら、やっぱりちょっと気が引けるもので
ああ、なんとなく苦手だろうな、なんて考えてた。
まあ、予想通りといえば、予想通り。
教室に入ってきたのは、見るからによくしゃべりような感じの子。
｢じゃあ、細川は、黒谷の後ろな、｣
うわあ～、最悪。
かわいそう、みたいな顔で見てくるももと
なぜか爆笑の美咲。
