『春・夏・秋・冬〜揺れる想い』
「俺は雪です。えーと、泣いてる方が春さんで、泣きそうなのが秋さん?
そして、夏さん?…でしょ?
兄から聞いてました。」


「…双子…?」


冬に背格好だってそっくりで、白い手だって、顔だって…

ただ違うのは話方で…


「今日は兄の誕生日なんで、みなさんがここに集まると思ってました。
それで、兄が亡くなる前にみなさんに宛てた手紙をもってきました。」


冬からの手紙…





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